陶芸旅行のススメ

体験型旅行にぴったりの素材
現在、世界の旅行トレンドは、ただ「観光」するだけのものから、「体験・学習」要素を多く含んだ旅行にシフトしています。
陶芸はまさにこの「体験・学習」要素に適した旅行素材と言えます。
お客様自身が粘土を触ってうつわを作ったり、また窯元や作家の工房を見学することで「粘土」が「うつわ」に変わる行程を学んだりすることができます。
それを日本の陶磁器産地の環境の中で行うことにより、さらに印象深い旅になるでしょう。

もちろん、実際に作ったうつわをお客様の元へお送りすることもできますので、帰国後にそのうつわを使うことで再び日本への旅行を思い出して頂くことにもつながります。

他の日本文化との深いつながり
日本の陶磁器は、日本人の生活や文化とも密接なつながりがあります。
外国人にもよく知られる日本の代表的な文化「茶道」。そこで使われる茶器として、さまざまな陶磁器が作られ、保存されています。
また、近年海外でも人気の「日本酒」。日本酒を楽しむための酒器においても、徳利やぐい呑みなど陶磁器が使われています。
そして、訪日外国人の旅行目的として一番多くあげられる「日本食」。日本食に接し、そのうつわとしての日本の陶磁器に関心を持つ外国人も多くいらっしゃるようです。

教育旅行から富裕層までどんなお客様もカバー
日本の陶芸の最大の特徴はその「多様性」にあります。日常的に使ううつわから、現代アートとしてのオブジェ、歴史を物語るアンティークなど様々な切り口からも楽しめ、また、50以上もある各産地ごとの特徴や個性など、他国では見られない進化を遂げています。

旅行素材としての「陶芸」においても
・短時間でできる「作陶体験」(教育旅行や一般観光客向け)
・日本ならではの「特殊技能体験」(陶芸ファンやリピーター向け)
・工房見学などを含めた「作家」訪問(コレクターや富裕層向け)
など、どんなお客様にも合わせたプログラムや日程を組むことが可能です。

世界各国で趣味として親しまれる陶芸
日本以外の世界各国でも陶磁器や陶芸は親しまれています。
ヨーロッパには世界的に有名な陶磁器メーカーがありますし、日本の陶芸のルーツとなったのは中国や韓国です。
アメリカやオーストラリアなど様々な国でも生涯の趣味として「陶芸」を学ぶ方は多いですし、最近は、マレーシアなどでも陶芸が盛んになってきているようです。

日本の陶芸は世界でも「憧れ」
そんな、世界中で親しまれている陶芸の中でも、日本の陶芸は「憧れ」の存在といっていいほどのポジションを得ています。

民藝に代表される「てしごと」に価値を見出す考え方。
穴窯や登り窯による「焼き締め」という伝統的な焼成方法。
志野や織部などの魅力あふれる多様な釉薬
有田焼や九谷焼に見られる芸術的な色絵
寸分たがわぬ精度でうつわを大量生産する職人の技術

このような世界を魅了する要素を多く持つ、日本の陶芸を訪日外国人旅行のテーマとして提案されてみてはいかがでしょうか?

弊社は、日本の陶芸関連プログラム手配を専門に行う会社です。
お客様のご要望に応じて様々なカスタマイズや特別な手配も承りますので、お気軽にご相談下さい。